ひっさびさの演劇鑑賞。
小学生時代からの友人、しもの先生(誰?っていう人は右のリンク集からジャンプしてみて
)に誘われて。
演劇ユニット Words of hearts
第2回公演作品
Once in a lifetime
ふむ。
なかなか刺激的でした。
一人芝居ってのは多人数の芝居と違って、舞台上での役者同士のチームワークができないから大変そうだなあ。
自分は一人芝居したことないから、実感としては分かり得ないけど。
いやはや、しかし。
開演時間に間に合わなかったのは猛省せねば。
やっぱ、作家さんは最初からきちんと組み立てて創っているわけだし、少なくとも自分はそこを分かっている立場の人間なので。
それなのに見逃すというのは不遜、最たる不遜!
加えて。
足が遅くなったという事実、その上をゆく体力の減退が壊滅的。
時の流れというものはかくも恐ろしいものなのですね
注意
実はこの話、ここでは終わりません。
続きがあるのです。
少しだけ恐い話ですから、そういうのが苦手な人は読まないでください。
演劇鑑賞後、しもの先生としばし語らってからの帰宅とあいなったわけなのですが。
その帰り道。
バスを降りて、家まで大体15分程の道程。
かなり激しい雨が降ったことを思わせる、湿った闇。
オレンジ色の光を放つ街灯に照らしだされる、濡れて黒ずんだアスファルト。
時計はすでに23時をまわっています。
人影ひとつ、ありません。
・・・・・
じりじりと奇怪な音を発する自動販売機。
自分の足音が気になるくらいにひっそりと静まり返る夜道。
ふと先を見ると4~5m先にチカチカと明滅を繰り返している街灯が。
そのとき『ある話』を考えついたのです。
その話のタイトルは。
『影色に染まる街』
ざっと内容を説明すると。
街中にある神出鬼没の街灯。
その『街灯の明かりが消えた瞬間』に触れていると、異次元の街に引き込まれてしまう。
その街の道路や、壁には影が貼りついている。
自分以外に生きているものはいない。
あるのは影、影、影。
という、ショートホラーストーリー。
そんな想像を膨らませながら歩いていました。
すると、気付いたらまた4~5m先の街灯がチカチカ。
ここはかなり街外れだし、整備が行き届いていないのも無理はない。
・・・・・。
その街灯まで1mくらいのところで。
不意に灯りが消えた。
まるで、近づいてきた人の気配に呼応するように。
(・・・・・センサーで点いたり消えたりするのか?)
いや、それはない。
近づいてきたものに反応して『点く』なら分かる。
しかし、この時間、この暗がりだ。
『消える』というのは理に合わない。
なにか違和を感じつつも歩を進める。
その街頭を通り過ぎ、2~3m程進んだあたりか。
オレンジ色の光を視界の端に感じとる。
振り返ると、街頭は何事もなかったかのごとく明るさを取り戻してた。
(・・・・・?)
視線を前に戻すと、その先には同じように光る街灯が。
漠然とした嫌な予感が自意識の底の方から押し寄せてくる。
『2つ連続』なら偶然。
それなら。
『3つ連続』は、どうなのか。
自然と歩みが速くなる。
そして。
4~5mのところまで近づいたそのとき。
・・・・・チカチカと明滅し始める街灯。
もう歩みを止めることはできない。
ぐんぐん近づいてくる街灯。
そして。
消えた。
その後、こうしてブログを更新している自分は、もしかすると『生還者』なのかもしれません。
もちろん、知る由もないのですが。
最近のコメント