今さらのスターオーシャン3感想
スターオーシャン3
(満点は5点)
注。グラフィックは正直どうでもいいと思っているクチで、その分ストーリーには大辛です。ゲームのストーリーで5点なんて生涯出さないと思われます。
ストーリー 1点
王道系。少年が正義について軽く苦悩しながら旅をする成長物語。完全SFなのかと思いきや、半分以上が普通の中世系RPGだという肩透かし。二つ目の星を脱出するあたりから元々酷めだったストーリーの質がガタ落ちする。台詞が場当たり的でなんの伏線も張られていない。プロットをしっかり組んでいるのか疑わしい質感。
ネルの世界に対して自分たちがやったことと、最後の敵たちが自分たちにやったことへの逡巡が見られてもよかったはず。物語に散らばったせっかくの種をいくつも腐らせてしまっているため、流れに埋没してストーリー展開ごとにキャラクターが死んでいく。
戦争ってなんなのか?大量破壊兵器って本当に必要なのか?幸せを掴むための暴力の行使は悪か?とか、3つぐらいのテーマに絞り込んで最後まで書けたならそれなりに良くなっただろうに。結局、最後まで何を主張したいのか判然とせず、ピントはずれっ放し。
宇宙外世界の世界観は浅いの一言。
エンディングのセリフで意識が在るところに世界が生まれるとありましたが、これってつまり世界は精神とか本質の影で、そういうものの一部の表象でしかないってことですよね。ここんところだけはイデアだなんだっていう昔のプラトンとかの哲学論みたいで良かったです。
システム 2点
セーブはさくっと終わる。フィールド間の読み込みも早くて良好。
メニューが使いづらい。メニューに一発表示のショートカットキーセッティングとかがあれば。
戦闘AIバカ過ぎ。回復に専念って指示出しても杖をかざしてバンザイアタック、で返り討ちにあって『誰か助けてー』とか言ってる(それはそれでちょっと笑えるけど)。細かい行動指定、例えば指定アイテム、魔法の状況限定使用指定とかができれば。
ダンジョンが無駄に広くて飽きる。一部ザコがボスより強い、だからといって経験値が多いというわけではないから結果、逃げの一手→キャラが成長しない→弱いから逃げ足ばかりが速くなってゆく→それでもLv30あたりからネル頼みでボスには何とか勝てるからストーリーは進む。この負のループは人の精神バランスを確実に壊す。
なにより苦労した最終ボス戦のあと、エンディングでフリーズという煉獄。これが一番ムカッと来た。久々にキレかけた。
『やめといたほうがいいよ。』
最悪の形で友人の忠告が具象化。なのでエンディングはまだ観れてません。
音楽 3点
それなりに良いレベル、でもゾクゾクくる曲は無し。そこまでやるか!?な遊びが無いからだと思う。音楽きっかけで『あ?このゲーム、トライエース関係か?』と、そこで始めて気がついた。その昔、散々やったヴァルキリープロファイル。アズタロサ(?ファラオチックな彼)戦の曲が一番好き。曲名のセンスも抜群でまさに『そこまでやるか!?』なところが良い。
ゲーム序盤のキャミソールに釣られて最後までやりきった愚か者の自分 0点
語るまでも無くレイテンです。


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