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そこは自分だけの心地よい世界

北海道新聞、木曜日、朝刊のコラム。

さらっと流して読んで(と言うか眺めて)いたら無意識に視点が定まる。その先にはコラム。

またお前か!的に、おじさん図鑑なるコラムが暴論展開。

今度はお笑いについて語ってる。

いわく、ツッコミはイジメ。

叩かれて赤くなっている頭が痛々しいんだって。

人の頭を叩くのは尊厳に関わるんですって。

ほんとにいるんだ、これを言うひと。(苦笑)

叩く、蹴る、落とし穴に落とす。そういった過激さを排除したぬるい笑いなら、こどもだろうと低学歴だろうとおじさんだろうととれる。(ただし価値観の押しつけなら拷問。話し相手の世代、キャラクターを加味せず、絶対的な自分を押し付けてしまう人が笑いがとれない人、失笑を買う人だと思います。)しかしそれを良しとせず、明確な相互理解の上で、より過激な笑いを引き受けるのがお笑い芸人。

そうやってお金を貰っているのがお笑い芸人という職業。

より多くの笑いをとれなければ廃業するしかない過酷な職業。

それはイジメだ!的な発言で活躍の場が封じられてゆく、それはお笑い芸人にとって頭を叩かれることより何より苦痛なのでは?

新聞読んで影響されてバラエティ番組に苦情入れたりするバカがいるのだからほんと勘弁してほしい。

そもそもイジメをイジメと認識できるのは当の被害者のみ。抗議の権利は当人にだけ与えられるものであり、血のつながりもないあかの他人が外野からどうこう言える性質のものではない。無自覚、無意識に加担していることがあるという、その本当の恐ろしさを知らない人のこういう気まぐれ発言にはあきれるばかり。頭を叩いただけでイジメだなんてイジメという現象を軽く考えすぎだからそういう発想になる。そこから発展するかもしれないなんて言ったら、森羅万象すべからく発展性を内包してる。

イジメを減らしたいという正義感ならお門違いということ。逆に多種多様なお笑い芸人がもっと活躍するようならばイジメも減ると思います。

このコラムニストには己の浅はかさを自認してもらった上で、さらに松本人志著『遺書』(か『松本』だったと思う)を読んでもらいたい。ちょっと古い本ですが、この件についてのお笑い芸人側の主張がよくわかります。

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