西武ライオンズ渡辺監督の卓越した教育理論に学ぶ
今日の北海道新聞に出ていましたが、渡辺監督は絶対にみんなの前でミスを叱責しないのだそうです。
その理論には自分も大いに賛成。
これはスポーツ界のみならず、教育界にも置換できる理。
『前に出てやってください』
『立って発言してください』
小中学生相手で。
そこに意味はあんのか?
と。
現場の方々に、声を大にして申し上げたい。
自分はそうやって発言するのが好きなバカでしたから当時は考えもしませんでした(と言うか考えるための脳みそが無かった)が、そういう状況が続くと人間って発言そのものを嫌がるようになっちゃう。
もともとは立つという行為だけが嫌いだっただけなのに・・・です。
実際。
昔、子どもに少しだけ(ホントに少しだけ)演劇を教えていたときも、そこは十分に注意を払ってやってました。
嫌いになったら何もかもがお終いですから。
そもそも何かを教えることが最優先の場において、何故『始め』から『一対多』の構図に固執してしまうのか?
始めから一対多なんていたずらに緊張を与えるだけ。
当然その緊張の分だけ話は頭に入らない。
サッカー元日本代表監督で、敬愛するオシムさん(が言ってたことだったと思う)は・・・。
『負けたときに色々言っても選手の精神状態は後ろ向きで、言われたことをきちんと吸収できない。だから負けたときよりも精神が積極的になっている勝った試合の後に色々言うべきだ。』
大体こんな感じのことを言っていました。
要約すると『何かを説くには相手の受け入れ態勢を考えてあげることも必要だ』ということですが。
結局。
何の考えもなしに相手を無闇やたら叱責しちゃう人っていうのは、みんなの前で一人を叱って、支配欲を満たすことで自分がエクスタシーを感じたいだけなんだと思うんです。
ちなみに。
考えがあって、ある効果を狙うという意味で。
あるベテランをみんなの前で叱咤し、全体を奮起させるという野村監督がやった一対多の手法。
これは別格。
この場合、相手をきちんと見極めているんです。
やられた相手もベテランで、その叱責の本当の意味を十分に理解していたというところが重要なポイントになっていて、全体のモチベーションを作る戦略として奥が深い。
まとめとして。
スポーツも勉強も(演劇も)先ず『やりたい!』『教わりたい!』という熱を持った精神状態を作り出すことが先。
積極性のあるプラス思考が先にあればダメ出しにもへこたれることは無いし、そこから何か意味をくみ取ろうとすることが出来るようになる。
始めからやる気を削いでいては何事もうまくいかないんですねぇ。
いやあ。
渡辺監督とデーブコーチは球界を代表するような名コンビになるという予感。
ビシビシ来てますよ。
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