超人は山へ
ホーリー・マウンテン/アレハンドロ・ホドロフスキー/1973/メキシコ・アメリカ
錬金術師と9人の弟子が不老不死(神性?)を得るためロータス島にあるというホーリー・マウンテンへ向かう。肉体も欲も、あらゆる執着を捨てて辿る秘境への道。高みへ至る魂の巡礼。
エル・トポと同じく示唆的な映像の羅列。外国人特有のあさ~い笑いが時折鼻につく、が、途中の仮装大賞では不覚にも爆笑。しかしやはり総じて下世話。ストーリー性は皆無(キリスト者なら読み解けるのか?)。哲学的根拠を見いだし、あるいはキワモノとして笑いものに、このひとの映画はどう見解をつけるのも自由。相も変わらずの自由。エログロ全開。
ひとは山で解き放たれます。山頂にて、俗人としての人間らしさを捨てることで、より人間らしくなったと師に評される弟子たち。不死=ループ、永劫回帰、またしてもニーチェ的展開か!?と思いきや、あっさり、ばっさり世界ごと放り捨てる超人ホドロフスキー。造物主には全てを破壊する権利が与えられているとはいえ・・・ねぇ。


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